【熊本の子育て応援】ひまわりカードで育児の安心をもっと身近に
- グリット
- 2024年10月14日
- 読了時間: 4分
こんにちは!
グリットの草野です!
子どもを育てる親にとって、急な病気や怪我はいつ起こるかわからず、医療費が心配ですよね。
そんなときに頼りになるのが、熊本県全域で展開されている「ひまわりカード」。
このカードを活用すれば、医療費負担を大幅に軽減でき、安心して育児ができる環境が整います。
今回のコラムでは、特に「熊本市内」でのひまわりカードの使い方を取り上げます。
熊本市外にお住まいの方は、最寄りの自治体にお問合せいただくことで、同様のサポートが受けられるかどうか確認してください。 こちらの補助金についての詳しい情報は熊本市が掲載しているHPをご覧ください! <https://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=51>

目次

1. ひまわりカードの助成対象者は?
ひまわりカードの助成は、次のような条件を満たす方が対象です。
熊本市に住民登録がある
健康保険に加入している
0歳から高校3年生相当(18歳到達後の3月末まで)の乳幼児・児童
さらに、令和5年12月から支援の対象が高校3年生相当まで拡大され、保険薬局での自己負担が無料になりました。
2. 医療費の助成範囲と注意点
助成の対象となるもの
保険診療による医科・歯科での治療
保険薬局での薬代
ひまわりカードを使えば、これらの費用の一部負担金が軽減され、窓口での自己負担がほとんどかからなくなります。
助成の対象外となるもの
一方で、以下の費用は助成の対象外なので、注意しましょう。
入院時の差額ベッド代や食事代
予防接種や定期健診の費用
治療用眼鏡や装具の作製費
また、令和6年10月からは、先発医薬品を希望する場合に特別料金が発生します。
この料金は医療費助成の対象外なのでご注意ください。
3. 年齢ごとの自己負担額の目安
こども医療費助成制度は、令和5年12月診療分から、助成対象を「中学3年生まで」から「高校3年生相当まで」に拡大しました。 令和5年12月以降の診療では、自己負担額が以下のように設定されています。
年齢 | 入院(医科・歯科) | 外来(医科) | 外来(歯科) |
0歳~2歳 | 0円 | 0円 | 0円 |
3歳~6歳 | 0円 | 700円 | 700円 |
小1~小6 | 0円 | 700円 | 700円 |
中1~中3 | 0円 | 1,200円 | 1,200円 |
高1~高3 | 0円 | 1,200円 | 1,200円 |
保険薬局での自己負担はすべて無料
このように、年齢に応じた自己負担額がありますが、保険薬局での薬代は完全無料です。
ただし、1ヶ月あたりの自己負担額が700円または1,200円以下の場合や、対象年齢を過ぎた場合は助成対象外となります。
4. ひまわりカードの申請手続き
助成を受けるためには、「こども医療費受給資格者証」(ひまわりカード)の取得が必要です。
申請は簡単なので、以下の手順を参考にしてください。
必要な書類
お子様の健康保険証
住民票(必要に応じて)
収入証明書(場合による)
手続きの流れ
お住まいの区の保健こども課で申請書を提出
書類審査後、後日ひまわりカードが発行されます
また、熊本市の「よろず申請本舗」を使ってオンライン申請も可能です。
こども医療費受給資格者証 (新規)
こども医療費受給資格変更届 (変更)
こども医療費受給資格者証再交付申請書 (再交付)
忙しい方は、ぜひオンライン申請をご活用ください。
5. 医療費を支払った場合の償還申請について
ひまわりカードを提示せずに医療費を支払った場合でも、後から償還申請をすることで助成を受けられます。
以下の書類を揃え、診療月の翌月から12ヶ月以内に手続きしましょう。
償還申請に必要なもの
医療費の領収書
ひまわりカード
お子様の健康保険証
受給者名義の通帳またはキャッシュカード
印鑑
郵送での申請も受け付けていますが、事前に保健こども課に相談しておくとスムーズです。
6. 熊本市外にお住まいの方へ
今回ご紹介した「ひまわりカード」制度は、熊本県内の各地域でも展開されています。
ただし、自治体ごとに支援内容や手続きが異なる場合があります。
熊本市外にお住まいの方は、必ずお住まいの自治体にお問い合わせいただき、同様の助成を受けられるか確認してください。
7. まとめ:ひまわりカードで安心の子育てを!

熊本市のひまわりカードは、経済的な負担を軽減し、安心して子育てできる環境を提供してくれる素晴らしい制度です。
特に、高校3年生相当まで助成対象が拡大されたことで、さらに多くの家庭が恩恵を受けられるようになりました。
このカードを使い、病気や怪我の不安を減らして、もっと育児を楽しみましょう!
まだひまわりカードを取得されていない方は、早めの申請をおすすめします。
また、熊本市外の方も、お住まいの自治体の支援制度をぜひ確認してみてください。
熊本市の支援をフル活用して、家族みんなで笑顔の毎日を過ごしましょう!
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